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渦マキ

Author:渦マキ
ボウリングの球も私が持つと爆弾に見える。
渦巻いては消えていく思考を書き留めるブログ。

「渦」が苗字ではないです。

コメント・TBともに主旨にそぐわないと判断したものはサクサク削除します。ひらがなの女の子の名前で意味の無いブログみたいなのが怪しいと学習しました。

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映画と美術

  1. 「MISHIMA」(1985)(07/13)
  2. メンドクサイ男の子(04/24)
  3. Bad Boy Bubby(04/22)
  4. 「潜水服は蝶の夢を見る」(03/17)
  5. ロマンチカにうっとり(02/05)
  6. ピピロッティ・リスト「からから」(12/27)
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「MISHIMA」(1985)

2008.07.13(23:03)

カンヌ映画祭優秀芸術貢献賞受賞作品だというのに、三島の息子の意向とかで日本で公開されていない、ポール・シュレイダー監督作品。
これは予告編ですが、本編も何とか見られます。

#01、#02、#03、#04、#4.5、#05、#06の不規則な順なので気をつけて。

三島の現実と作品をまぜこぜにした作りですが、この作中作品の舞台美術が朝倉摂さんだそうです。
三島役に緒方拳。金閣寺の主人公は坂東八十助(市川雷蔵かと思った)。その友達が佐藤浩一。
その他もそうそうたるメンバーですので こちらを参照のこと。

メンドクサイ男の子

2008.04.24(23:32)
立て続けに「映画だからいいけど、リアルにいたら面倒くさいなーこういう男」という映画を2本見ました。
サムサッカー」と「恋愛睡眠のすすめ」です。

サムサッカーのほうは、親指吸いが直らない17歳の男の子の不安から物語がスタートします。一見バラバラの普通の家族が、男の子の変化、成長とともに自分の役割を受け止めていく、と言う話に私には見えました。在るべきところにストンとはまって、不安が希望に変わっていく時期、のようなものが、描かれていました。面倒くさい男の子だろうけど、この映画好きです。
もっとキッツい「指吸いが止められない17歳男子の心の闇とノーフューチャーな環境」を切々と痛々しく描いているのだと思ってずっと見ずに居たのだけど、良い見当違いでした。

恋愛睡眠のススメはミシェル・ゴンドリーの映画。私にとってのゴンドリーはこれなんだけど世間的にはビョークのPVの人、でしょう。


映像はすごく面白くて、わくわくどきどきしますが、お話としてはあんまり…。クリエイティブすぎてまわりに分かってもらえない僕に素晴らしく気の合う隣人が、っていうようなラブストーリーだけど、気の合う隣人だからって別に恋人にならなくていいわけで、私だったらそういう素敵な人はなるべく波風立てないでずっと友人で居ることを選ぶなあ。というか自分に似た人なんて気持ち悪くて!
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Bad Boy Bubby

2008.04.22(21:55)
FC2がニコニコ動画に対応したそうです。グッドタイミング。

ニコ動で衝撃的に素晴らしいと思う映画を見ました。国内では上映されていないという噂(定かでは有りません)の「Bad Boy Bubby」です。

どう説明して良いのか…冒頭は相当しんどいです。母親の歪んだ愛情を受け、35年間外に出たことの無い主人公。そこにひょっこり父親が帰ってきます。コレも酷い父親で。
最初は子供みたいに自分でものを考えることができず、話すことも母親の口真似だけだった主人公が、外界と接触することでだんだんと成長していきます。幼稚で自己と他者の境目さえ曖昧な状態から、割と高次のところまで115分の映画で駆け上がる。
猫が死んだりしますので特に私には辛かったけれど、この映画は「人間の自立」を劇的に描いています。
母親の所有欲のために閉じ込められスポイルされている姿は「異常」として描かれていますが、私には「よく見る光景」でした。現代日本にこういう人、たくさん居る。母親の口真似でしか話せず、自分でものを考えないスポイルされた人。映画の密室の堅牢さは日本の家庭、殊に母子の姿に酷似しています。
それだけにこの映画は私にはとても訴える物がありました。

上手く説明できませんので、時間がある方はご覧になってください。



邦題は「アブノーマル」だったそうです。…なにそれ!

「潜水服は蝶の夢を見る」

2008.03.17(00:49)
潜水服は蝶の夢を見る」を観ました。


旅先で時間が有ったので見てみた映画でしたが、いいくじを引きました。主人公は「ELLE」の編集長だったのですが、突然の病で左眼の瞬き以外はできなくなります。その瞬きの合図で綴った本を映画化したものだそうですが、主人公は言葉が不自由ですから作中での言葉の取扱はとても丁寧。そして体が不自由なので魂の世界や心の世界、空想の世界と思い出が綯交ぜになっているあたりも美しく幻想的に描かれています。映像が美しく脚本が丁寧で、テーマが普遍的なら駄作になろう筈は有りません。

父との関係、先妻との関係、子供との関係、友人、知り合い、医学療法士、すべての人との関係が過不足なく描かれていると思います。主人公のジャン・ドーが元気だった時も美しい物を見るようですが、片目しか見えなくなっても、その小さな窓から見える世界は、美しく切り取られているように思えます。
もしジャン・ドーが美しい物を取り扱うELLEの編集長のような人ではなければ、そういう感性を持ち合わせていなければ、この病はもっと悲劇的なものだったでしょう。もちろん健康がいちばんですが、人間は出来得る限りの機能を駆使して生きることの質を高めていくことができるのかもしれない、フランスでは。(日本では病人は子供扱い、人格なんて無視されてますけど)

潜水服は蝶の夢を見る潜水服は蝶の夢を見る
(1998/03/05)
ジャン=ドミニック ボービー

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ロマンチカにうっとり

2008.02.05(16:04)


ロマンチカさんのダイジェスト動画、素敵過ぎる。どうしたらこういう人になれるのか、を突き詰めて考えていくと、いっぺん死ぬしかないのだな、と思い至るのです。えーん。

ピピロッティ・リスト「からから」

2007.12.27(00:06)
そろそろ小休止して普通のことを。
菊地2daysの時に、すこし時間があったので原美術館まで行き、ピピロッティ・リスト「からから」展をみてきました。
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まず原美術館がとても良いところで、ちょうど晴天だったこともあり、本当にいい気分でした。
内容も時間の関係でちょっと駆け足で見ることになったのだけど、やはり大きな赤いソファに座って大きなリモコンで映像を見るというものは心に残りました。
子供の時に普通のソファが大きく感じる、視界が狭まってしまう感じや、映像が強烈に思える感じ(じっさい強烈な映像ですが、子供の頃は普通のものも強烈に感じたわけですから)が想像されて。

昼食も原美術館の中にあるカフェ・ダールでとりました。東京旅行で最もいい食事だったかも。
期待してないってこともあるでしょうが、1,000円のランチの本気度は素晴らしかった。ロブションにも行ったし、デュカス系列のランチも食べたけど、こっちの方が断然良かったです。ロケーションの妙かしら?

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季節がよい時はピクニックバスケットをオーダーして中庭でランチもできるそうです。お腹がすいてはアートは見れぬ。