薔薇は生きてる
2008.05.30(19:32)
植えたばかりの薔薇に次々出る蕾を片っ端から摘んでいく(株がまだ弱いので花を咲かせると消耗するため)日々。そんな中でこの、咲く前に運命に摘まれてしまった蕾のような、夭折したこの著者を思わずにはいられません。![]() | 薔薇は生きてる (2008/02) 山川 弥千枝 商品詳細を見る |
だがしかし。
生きるって素晴らしい!なんてヌルいことは私には言えないんです、つまり幸せな家庭に生まれて美しい将来を高い確率で約束されていながら、若くして病気で亡くなる、そんな著者のような場合は悲劇でしょうが、不幸せを約束されて生まれてくる人たちが地球上には居るわけで、その人達にとって生命とは彼女のそれほど輝いているのかどうか。
そんなことを思わない、若くて純粋な頃に読むと良いとおもいます。
戦前の恵まれた環境の家庭の様子を垣間見る楽しみはあります。親兄弟にも言葉遣いが美しい。


